ホテル観洋グループの気仙沼プラザホテル(宮城県気仙沼市、阿部泰浩社長)は5日、売店部門「気仙沼お魚いちば」を開業した。
今年2月に閉店した旧お魚いちばを、ホテル観洋グループを経営する阿部長商店が4月初旬に競売で取得。改称、新装開店したもの。新鮮な魚介類や地場野菜などを販売する。
開業記念式典では阿部隆二郎副社長が「リピーターの確保で気仙沼を全国にPRしていく」とあいさつし、地域の発展に尽くしていく考えを示した。
当日は店内で、この日に揚がったマグロの解体ショーやカツオの刺身、フカヒレスープの試飲などを行った。また駐車場ではサンマの炭火焼きが振る舞われ、訪れた観光客や地元客らが舌づつみを打っていた。
気仙沼お魚いちばは、最大60人収容の飲食コーナー「和食処鮮」を併設。海鮮メニューをそろえている。