栃木市は、栃木駅北口に整備してきた直営の観光交流館を4月20日にオープンする予定だ。愛称は「蔵なび」。大川秀子市長が4日の記者会見で発表した。
同館は木造平屋建て、床面積208平方メートルの規模。開館時間は午前9時~午後7時で、12月29~1月3日が休館日となる。
主な事業は、(1)観光案内(2)特産品の展示・販売(3)観光情報の発信(4)多目的交流―など。(1)では、市全域を周遊させるための観光モデルルートやニーズに合わせたオリジナル観光プランを提案するほか、外国人旅行者には翻訳機を活用した観光案内も行う。
駅に近く、市民の行き来も多いことから、電車の待ち時間の調整や待ち合わせ場所として、また、市民団体や高校生らのサークル活動の発表の場としても活用してもらう方針だ。