中海・宍道湖・大山圏域観光連携事業推進協議会は1日、松江(島根県)〜境港(鳥取県)を結ぶ中海遊覧船の運航を期間限定で始めた=写真。JR西日本の中海圏域のキャンペーンに併せた実施。運航は今月24日までの土曜、日曜、祝日の10日間。宍道湖の東側にある松江港から、水木しげるロードや冬の松葉カニで知られる境港までの中海を横切る。
観光圏整備法に基づく整備事業として同協議会が実施する中海遊覧事業の一環。運航は白鳥観光に委託した。
中海は島根県松江市、安来市、八束郡東出雲町、鳥取県境港市、米子市にまたがる湖で、天候が良ければ遊覧船からは大山の雄姿を望むことができる。船内では、出雲国風土記にも登場する多賀神社、両岸を結ぶ「矢田の渡し」など、沿岸の観光ポイントを音声ガイドで解説する。
料金は大人片道1400円(往復2500円)、小人片道700円(往復1250円)。