
愛媛県松山市はこのほど、首都圏のマスコミ関係者を対象に、市の観光魅力やグルメなどの最新情報を紹介する「ミニレクチャー会」を東京都内で開催した。レクチャー会は初の試み。
主催者あいさつしたシティプロモーション推進課主査の神野智子さんは、「市は人口約50万人の四国最大の都市だが、田舎の穏やかさと都会の便利さの両方があるちょうどいい町」とアピールした。
松山といえば、国の重要文化財に指定されている道後温泉(本館)が有名。現在、1階浴室のみで営業しながら保存修理工事が行われているが、改築130周年に当たる2024年7月には全館での営業再開が予定されており、観光関係者の期待も大きい。
また、別館の「飛鳥乃湯泉」は道後で一番新しい湯屋で、館内は愛媛の伝統工芸を用いた最先端のアートで彩られ、中庭では写真家・映画監督の蜷川実花氏の作品が展示されている(2月末まで)。「浴室では珍しいプロジェクションマッピングも行われている」という。
12月9日からは日本100名城の一つ、松山城を中心に、初開催というイベント「まつやまお城フェスタ2023」が始まった。2月29日まで。
松山城をテーマにした新キャラクターを披露するほか、1月28日には城マニアとしても知られるお笑いタレントの田村淳さんのトークショーがある。