
東武鉄道と日光観光協会は22日、東京都墨田区の東京スカイツリータウンで、日光市の観光PRを行った。PRイベントには日光市女将の会の会員ら26人が参加。ノベルティグッズなどをスカイツリータウンを訪れた観光客らに配布し、東武鉄道を使っての来訪を呼び掛けた。
東京スカイツリーとスカイツリータウンの開業1カ月を機に実施したイベント。東武鉄道を利用すれば、浅草やスカイツリータウンから乗り換えなしで日光市に行けることを知ってもらおうと実施した。
イベントでは、ヤシオツツジなどをデザインした艶やかなそろいの法被に身を包んだ女将らが、笑顔で立ち並ぶ中、同協会の新井俊一会長が、鬼怒川の龍王祭や、湯西川の竹の宵まつりなどの夏のイベントのほか、日光東照宮でのスカイツリーにちなんだ特別公開企画や夏でも涼しい奥日光の魅力などを紹介。女将の会の臼井静枝会長(鬼怒川温泉、花の宿 松や女将)が、「日光は今、木々の緑や季節の花がきれいな季節。女将会一同が皆さんの思い出づくりのお手伝いをするので、スカイツリーを見てスペーシアで、日光、鬼怒川、湯西川へお越しを」と呼び掛けた。
このほかイベントでは、先着100人に日光のグッズなどを贈る抽選会も行い、多くの人が列をなしていた。
新井会長によると、昨年は原発事故の風評により観光客が大幅に減少したが、今年はスカイツリーへの入場と東武鉄道の特急、日光市内への宿泊を組み合わせた旅行商品などにより、集客は好調という。
