東武鉄道は3月24日、日光市観光協会、東武バス日光と連携して、東武日光線東武日光駅(栃木県日光市)構内の観光案内カウンターを拡張、利用を開始した。同構内ツーリストセンター周辺エリアの観光客向けサービス拡充の一環。宿泊先へ手荷物を届ける「手ぶら観光サービス」なども開始して、訪日外国人観光客をはじめとする利用客へのサービス向上を図る。
拡張した観光案内カウンターは日光市観光協会が運営。英語対応ができるスタッフが常駐するほか、周辺では同社提供の公衆無線LANサービスを利用できる。JNTO認定の観光案内所としてカテゴリーレベルⅡの認定を受ける。
4月1日からは、ヤマト運輸運営の宅配カウンターを開設し、手ぶら観光サービスを始める。「国交省認定の常設カウンターとしては、手ぶら観光サービスの本格実施は栃木県内で初めて」と同社。配送対象施設は、東部日光駅および下今市駅周辺のほか、鬼怒川温泉、中禅寺湖、湯元温泉、川治温泉、足尾周辺の宿泊施設。
このほか4月下旬までに多言語に対応した東武バスの企画乗車券の券売機の設置や、内装、カウンター類の整備などを行う予定だ。