東武トップツアーズは19日、ソーシャルディスタンスに配慮した特急座席や宿泊施設等を組み込んだ新しいスタイルの旅行商品を発売すると発表した。
東武鉄道（本社：東京都墨田区）と東武トップツアーズ（本社：東京都墨田区）では、「新しい生活様式」で求められている「ソーシャルディスタンスの確保」を実現することで、お客さまに安心して旅行を楽しんで頂けるよう、往復の特急列車のうち一部列車にて発売する座席数を定員の１/２以下に限定し、ゆったりとご利用いただくほか、宿泊は夕食を個室や部屋にて提供する施設に限定した旅行商品を造成・発売します。
往復の特急車内では、浅草駅と東武日光駅または鬼怒川温泉駅を結ぶ「特急スペーシア」の座席にて、お客さま同士が隣り合った座席に着席することがないよう、あらかじめ発売する席を限定し、４席のボックス席を１つの発売単位として販売します。また、通路を挟んだボックス席単位でも隣同士にならないよう、並びを１列ずつずらすなど、徹底してソーシャルディスタンスを確保できるよう配慮します。なお、特急車内は換気装置により、常に外の空気との入れ替えを実施しております。
宿泊する施設については、消毒や従業員のマスク着用の徹底などはもちろんのこと、夕食を客室や個室仕様の会食場にて提供できる施設を選定しています。
今回のプランでご利用いただける、東武グループのホテルである「日光金谷ホテル」では、開業以来初の個室での食事提供を実施します。また宿泊プランに加えて、往復の特急と日光金谷ホテルでの昼食および栃木県日光市の二社一寺の憩いの場として２０２０年３月に開業した西参道茶屋での買い物券がセットになった日帰りプランも発売します。
東武グループでは今後も、お客さまのニーズにあった施策を実施し、沿線の経済活動再開に寄与できるよう努めてまいります。
