キャンペーン関係者が集合（東本願寺の大寝殿）
京都市と市観光協会、ＪＲグループが開催するデスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」（1月1日～3月27日）で、メイン企画「非公開文化財特別公開」の開始前日となった6日、旅行関係事業者らを対象とした内覧会が下京区の東本願寺で開催された。
内覧会では「京の冬の旅」で40年ぶりの公開となる東本願寺の大寝殿や白書院を公開。国登録有形文化財の大寝殿は壁やふすまに竹内栖鳳の水墨画、来賓の接待用の建物だった白書院は金地の障壁画や欄間がそれぞれ見られる。
57回目を迎える「京の冬の旅」では、ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」や「親鸞聖人御誕生850年」「弘法大師御誕生1250年」などにちなんだ「京の冬の旅」初公開の文化財を含む15件の非公開の文化財を特別に公開する。初公開となるのは大徳寺三玄院、上徳寺、妙心寺壽聖院、醍醐寺理性院。
当日は門川大作市長、観光協会の田中誠二会長、ＪＲ西日本の福島純鉄道本部営業本部長ら関係者が集合。門川市長は「文化と宗教が（キャンペーンの成功に）大きな役割を果たしていくと確信している」とあいさつした。
キャンペーン関係者が集合（東本願寺の大寝殿）
