物産展を開催
東京商工会議所(小林健会頭)は11、12の両日、東京・丸の内の本部ビルで、福島県水産物などの魅力を発信するイベント「ふくしま応援!特産品物産展」を開催した。12日には西村康稔経済産業相も駆けつけ、県産食品を試食し、関係者を励ました。東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出に伴い、懸念される風評払拭が狙い。昼休みを利用して訪れる近隣の会社員や観光客など「2日間で1250人が来場した」(広報部)。
福島県商工会議所連合会、県観光物産交流協会などが協力。会場では“常磐もの”のメヒカリの唐揚げや浪江地区の請戸漁港で水揚げされたシラスのほか、県産日本酒やシャインマスカットなども並び、完売した商品も。これら食品は放射性物資検査で安全性が確認されていることもアピール。
日本橋ふくしま館「MIDETTE」の佐々木貴史館長は、「県産水産物が安心安全であることを届けたい。福島の魅力を知っていただき、ぜひ足を運んでほしい」と期待を込めた。
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