東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(潘桂華理事長=ビジネスホテルバン)は4日、東京の目黒雅叙園で新年懇親会を開いた。組合員と地元選出の衆参議員、都議会議員、佐藤信幸・全旅連会長ら生活衛生業界関係者、組合指定商社など約180人が参加。来賓から「東京都の観光振興は旅館・ホテルのもてなしがあってこそ」と、日ごろの業務に感謝の意を述べるとともに、東京五輪の誘致を視野に、ホスピタリティのさらなる向上を望む声が上がった。
潘理事長は「旅館・ホテルは観光産業のリーダー的な役割を果たさねばならない。業界の発展を図るため、組合員同士が情報を速やかに共有できる態勢を整えたい」と述べた。
このほか来賓から、「年初から経済情勢が不安定だが、旅館・ホテルの皆さまは厳しい時代の中でも工夫を凝らして営業を続けてこられた。諸問題を乗り越えて明るい展望を見いだそう」「安心・安全、おもてなしの心でお客さまを迎えることで、東京都のイメージアップが図れる。旅館・ホテルの皆さまのご協力を」と、組合員を激励するあいさつが続いた。
議員など多くの来賓がかけつけた