「5類移行に期待」
内閣府は8日、景気ウォッチャー調査の今年1月分を公表した。同月の景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比0.2ポイント減の48.5。サービス関連、小売関連のDIが低下。飲食関連が上昇した。観光関連の業種から記録的寒波、降雪や人手不足の影響を指摘する一方、新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴う人の動きを期待する声が多い。
DIは各地の景気の動きを観察できる業種の人たちに景気の現状と先行きについて「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。
3カ月前と比較した景気の現状判断DIは、サービス関連が前月比0.3ポイント減の50.0。小売関連が同1.0ポイント減の48.3。飲食関連が同0.3ポイント増の48.9。このほか企業動向関連、雇用関連が上昇した。
2~3カ月先の景気の先行きに対する判断DIは前月比2.5ポイント増の49.3。サービス関連、小売関連、飲食関連など全てのDIが上昇した。
景気判断理由で観光関連の主な回答は次の通り。
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