日本観光旅館連盟(近兼孝休会長)はこのほど、東日本大震災で就学などに影響を受ける子どもたちを支えようと、日本ユネスコ協会連盟が呼びかけている子ども支援募金に200万円を寄付した。
日観連は、2011年3月に東京都内のホテルで理事会を開催する予定だったが、震災の発生を受けて書面による理事会に変更した。その際に浮いた会場費などの経費を寄付金にした。
日本ユネスコ協会連盟の子ども募金は、震災で就学が困難になった子どもたちの奨学金などに充てられる。日観連・中村義宗専務理事は「会員の皆さんの気持ちが、未来を担う子どもたちの役に立つことを願っている」と話していた。