日本温泉協会は、第4回温泉検定を来年3月12日に開催する。会場は流通経済大学・新松戸キャンパス(千葉県松戸市)。受験の申し込みは11月21日に受け付けを開始し、期間は来年2月28日まで。定員は100人で、定員に達し次第、締め切る。
温泉検定は、日本の温泉文化を国内外に発信できる人材の育成の目指す検定試験。合格者には、「日本温泉名人」の認定証を授与する。2019年12月に第1回検定を開催した。
温泉検定はセミナーを受講した後に、検定試験を受ける形式。
セミナーは、学識経験者などの温泉の専門家が講師を務め、科目は温泉総論、温泉法学、温泉医学、温泉地学、温泉化学、温泉観光学。
試験は4択式マークシート60問。合否の結果は来年5月末までに郵送する。
受験料は税込み1万円でテキスト、セミナー、試験、認定証発行の費用を含む。すでにテキストを購入済みの場合は8千円。
詳細、申し込み方法は日本温泉協会のホームページ(https://www.spa.or.jp/)に掲載されている。
22年3月に開催された第3回温泉検定の当日の受験者数は64人。合格者は58人、合格率は90.6%だった。