専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉校長)は13日、「第29回日本語・英語弁論大会」をなかのZEROホールで開いた。例年は全校生徒が聴衆として会場に集まったが、今年はコロナ禍に配慮して学生約800人がオンラインで視聴した。
会場には、総勢38人が参加した予選を通過した学生弁士9人と、審査員20人、教職員、保護者のみが集まった。審査員は、ホテルの総支配人や人事担当者、観光専門メディアらが務めた。
同大会は「表現力、語学力の向上」「同世代の考え方・価値観の共有」などを目的に毎年実施。今年で29回目を迎えた。
9人の弁士は、日本語部門5人、英語部門4人に分かれて、表現豊かにスピーチの腕を競い合った。日本語部門の最優秀賞には、蛯原ひなのさんの「みえないバリアフリー」、英語部門の最優秀賞には、菅原琳嘉さんの「Combined hospitality~Languages and Technology(共同サービス~言語と技術~)」が選ばれた。
石塚校長(右)と弁士ら