日本ホテル、食品廃棄ゼロを推進


mottECO専用の容器(持続可能性を担保した紙で作られている)

 日本ホテル(東京都豊島区)はこのほど、外食事業を展開するセブン&アイ・フードシステムズ(同千代田区)、ロイヤルホールディングス(福岡市)、SRSホールディングス(大阪市)と共同で「令和4年度 地方公共団体及び事業者等による食品廃棄ゼロエリア創出の推進モデル事業等」(環境省)に応募し、「mottECO導入モデル事業」として採択された。

 mottECO(モッテコ)は、環境省が提唱する、飲食店で食べきれなかった料理を顧客の自己責任で持ち帰る行為の愛称で、各自治体や企業がさまざまな同関連事業を実施している。今回の事業は、食品ロス削減という社会課題に対し、各事業者がmottECO導入と拡大を通じて競合関係を超えて連携し、その解決を図るもの。

 具体的には(1)業種業態を超えたアライアンスによるmottECO実践店舗の拡大(2)食べ残し持ち帰り用容器等、ツールの共同調達スキーム構築と有償化の検討(3)食品ロス削減と脱プラスチック両立のため、持続可能性が担保された紙素材のmottECO容器実用実験と、宅配やテークアウト容器へのその応用研究(4)mottECO推進事業者ならではの実践経験とデータに基づいた啓発活動―などを行う。

 同事業の内容と実施意図について同社は、「各社の各店舗で、お客さまが食べ切れない料理のお持ち帰りを希望された場合、共通の専用容器をお渡しし、自身の責任においてお持ち帰りいただくことで、『食べ残したものは自分の責任で持って帰る文化』の普及と啓発を図る」と述べている。

 同事業は今年の9月16日から来年の2月28日まで実施予定。各社の実施店舗は、日本ホテルが東京ステーションホテル(東京都千代田区)や、ホテルメトロポリタンエドモント(同)などメトロポリタンホテルズ7店舗。セブン&アイ・フードシステムズがデニーズ(都内全店、順次拡大予定)。ロイヤルホールディングスがロイヤルホスト。SRSホールディングスが和食さと(準備が整い次第開始予定)。


mottECO専用の容器(持続可能性を担保した紙で作られている)

 
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