手のひらに乗るＥＩＸシリーズ（上）と水栓のセット
冬でも温水で快適な手洗い
日本イトミック（東京都墨田区）は、1948年の創業以来、給湯機器の研究に取り組み、「水も人もあたたかく」をテーマに、あらゆる施設に最適な電気給湯システムを提供している。
冬本番を前に同社では、温水でストレスなく快適な手洗いを実現する「手洗い用電気瞬間湯沸器ＥＩＸシリーズ」と自動水栓とのセット販売の強化に取り組んでいる。旅館・ホテルなどへの設置を提唱している。
ＥＩＸシリーズは、「幅135×奥行き91.5×高さ18.5ミリと、女性の手のひらに乗るほどの極小サイズ。手を洗う際にしか電気を使わないため、省エネを実現し、経済的」と同社。2020年4月にマイナーチェンジを図り、電気設備工事が不要なプラグ付き電源コードに変更した。
さらに、ドレインホルダー（受け皿）を横取り付け型から上部取り付け型にしたことで、「従来品に比べ、設置場所の選択肢が増えた」と話す。
給水側に二つ、給湯側に一つのセンサーを設けて、安定した給湯温度を可能にした「ＦＦＢ制御」を搭載。併せて、本体の中央に温度設定パネルを配置した。設定温度は1度刻み、最大出力は0.5キロワット刻みで変更ができる。給湯・給水温度、流量を把握できることから、設置場所に合わせた使い方が見込める。
自動水栓は非接触のため手動水栓よりも衛生的で、昨今の感染症対策としてより効果的という。湯も水も出湯できる温度調整レバー付きのものと、手洗いに適した節水シャワー自動単水栓の2種類を取りそろえる。製品ラインアップはヒーター容量2.5、3.2、5.0キロワットの3種類。
手のひらに乗るＥＩＸシリーズ（上）と水栓のセット
