日本の宿を守る会、30周年記念し討論会


 朝日旅行協力会の部会の1つである、日本の宿を守る会(会長=藤沢秀悟・藤井荘社長、56会員)は6月22日、静岡・熱海伊豆山温泉のホテルニューさがみやで創立30周年記念総会を開いた。総会30周年を記念した新たな取り組みとして、グループディスカッションを実施=写真。日本の宿の概念や会のあり方などについて会員同士が本音で議論し合い、盛り上がりを見せたほか、同会のシンボルアイテムを新たに定めることなどを決めた。

 冒頭あいさつした藤沢会長は、「東日本大震災のような業界の存在を根底から覆すようなことが起こるなど、近年の状況は厳しい。今は座して待っていても、がむしゃらに営業活動してもお客さまが来る時代ではない」と指摘。その上で、「この厳しさを足元を見直す契機ととらえ、この30周年記念総会を原点に立ち返る会にしよう」と会員に呼びかけた。また今期で会長を退き、2年後の次期改選では後進に会長を譲る考えを示した。

 総会の2部では、「温故知新〜日本の宿の新たなる飛躍を求めて」をテーマに、朝日旅行会(現・朝日旅行)の創立者である故・岩木一二三氏の講演ビデオを視聴した後、会の意義や日本の宿が守るべきものなどについてグループディスカッションとパネルディスカッションを実施。会員からは「秘湯の宿に比べ、日本の宿というのがどんな宿か端的に表しにくい」「顔が見える、情があるもてなしが日本の宿の良さであり、守るべきところだ」などの意見が出た。また会の基幹事業である、スタンプ10回で1泊、無料招待するスタンプ帳事業についても、事業の現状について会員同士が情報交換を行う姿も見られ、会員からは「会員同士じっくり話し合うことができ、非常にいい企画だった」などの声が聞かれた。

 総会では、スタンプを通した顧客の相互紹介活動を徹底することや、今年度事業として決まった会のシンボルアイテムの制定を、30周年という節目の年の事業として迅速かつ確実に実現することを確認。このほか役員改選では、藤沢会長のほか、小口憲太朗(四季彩一力)、星野寛治(ホテルニューさがみや)、永井隆幸(あらや滔々庵)の各副会長の続投が決まった。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒