日台観光業界におけるデジタルの最新動向と今後の展望 オードリー・タン氏が講演


台湾行政院のオードリー・タン・デジタル担当大臣

 台湾観光局(張錫聰局長)、台湾観光協会(葉菊蘭会長)は5月12日、「2023台湾観光プロジェクト再始動」の発表会、商談会をオークラ東京で開いた。台湾行政院のオードリー・タン・デジタル担当大臣も来日し、「日台観光業界におけるデジタルの最新動向と今後の展望」について講演した。

 講演の要旨は次の通り。

 台湾ではデジタルを「数位」と書く。この漢字の意味はプルーラル(plural=複数、多元的)。つまり私はプルーラルの担当大臣ということになる。デジタルを発展させるためにはお互いが多元的に協力していく精神が大事。時間の隔たり、空間の距離、言語の違いなどをプルーラリティの精神で縮めることで、お互いが一緒に同じ空間にいるような感覚を得て、共通の価値観を作り出すことができる。

 デジタルには1人も取りこぼさないという理念がある。これは重要な価値であり、観光や文化といった面でとてもユニークな応用ができる。

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