壁のヴィジュアルが入浴者を日光へと誘う
栃木県日光市は、新しい日光を発信するブランディング「ＮＥＷ ＤＡＹ’ＮＥＷ ＬＩＧＨＴ.日光」の一環として、日光の魅力を体験できる特別イベント「日光めぐり湯」をタカラ湯（東京都足立区）で開催している。「まるで日光」をキーコンセプトに、東京にいながら日光を感じられる滞在空間を期間限定で提供する。19日まで。
タカラ湯はＪＲ常磐線や東京メトロ千代田線の北千住駅から徒歩約20分。昭和2年創業で90年超の歴史を持ち、日本庭園の縁側と薬湯が多くの人から人気を集める。今回のコラボイベントでは、同市の新たなスポットや魅力的なルートを知ることができる特設サイト「Ｒｏｕｔｅ.Ｎ」のキービジュアルを銭湯内の壁一面にデザイン。「雲海の上で最高の朝食を食べるための『天国の朝食ルート』」「自然の中でワーケーションができるスポットを紹介した『森のオフィスマップ』」など各ビジュアル画像が広々と描かれ、利用者は湯に漬かりながら目で楽しむ日光旅行を堪能できる。
期間中、同銭湯利用者には日光の天然氷を使った特製かき氷を提供。真冬の寒さを利用した自然の中で氷を作る氷室を持つ氷屋は全国的にも珍しく、そのうち3軒が同市内に位置している。「ゆっくりと時間をかけて凍らせていくため、薄く削っても溶けにくく、ふんわりとした優しい食感が特徴です」と同市担当者。1人1杯までで、なくなり次第終了する。
壁のヴィジュアルが入浴者を日光へと誘う
全国的にも人気が高い日光のかき氷
