日本旅館協会北海道支部連合会は10日、宿泊実績調査の1月の結果を発表した=表。対象施設111軒のうち96軒が回答。前年同月比で宿泊人員は131.8%増、コロナ禍前の2019年の同月比では62.2%減となった。
宿泊人員の月別の前年同月比は、10月が30.5%減、11月が11.4%減と減少が続いていたが、12月が71.4%増と増加へと転じていた。しかし、「昨年1月は2回目の緊急事態宣言発出下の実績で、前年こそ大きく上回るが、まだまだコロナ禍前比では水準を大きく下回っている」と同連合会。
1月は「どうみん割」が4日から再開したものの、他県を対象に相次いでまん延防止等重点措置が発出されたことを受け、21日から割引が停止。中旬から下旬にかけて「集客が難しい状況になった」「キャンセル対応に追われる」と回答した施設も多かった。
回答旅館からは、1月の動向について次のような声が上がった。
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