帝国データバンクによると、今年7月のホテル旅館経営業者の倒産は10件、負債総額は82億4200万円だった。件数は前月比で4件、前年同月比で1件、それぞれ減少したが、負債総額は前月比で21億1千万円、前年同月比で41億6300万円、それぞれ増加した。
今年に入り倒産件数が10件以上の2ケタを記録した月は3月と5〜7月の4回で、前年同期の3回(3、4、7月)を上回っている。負債総額が100億円以上を記録した月も1月と3〜5月の4回で、前年同期の2回(3、4月)を上回っている。
1月からの累計は、件数が前年同期比12件増の72件。負債総額が同143億9千万円減の843億5600万円。
2件、負債3500万 旅行業者の倒産
帝国データバンクによると、今年7月の旅行業者の倒産は2件、負債総額は3500万円だった。
件数は前月比5件、前年同月比3件の各減少。負債総額は前月比7億7900万円、前年同月比1億8100万円の各減少。
1月からの累計は、件数が前年同月比5件減の23件、負債総額が同1億6500万円増の22億7100万円。