帝国データバンクは5日、全国の企業に行っている景気動向調査の3月分を公表した。同月の景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は、旅館・ホテルが前月比5.3ポイント増の18.1。4カ月ぶりの改善だが、全51業種中で3カ月連続の最下位となった。
旅館・ホテルのDIは昨年10月に22.6、同11月に30.2と改善も、オミクロン株のまん延とともに再び悪化した。3月は10台が旅館・ホテルのみ。20台が飲食店の23.8、繊維・繊維製品・服飾品卸売の25.4、出版・印刷の29.6、専門商品小売の29.9となっている。
10の業界別では、旅館・ホテルを含めたサービスなど7業界が改善。運輸・倉庫など3業界が悪化した。
10の地域別では、6地域が改善、3地域が横ばい。北海道のみが悪化した。
回答企業の景況感に関する主な声は次の通り。
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