旅館はワースト4位 コスト上昇分の価格転嫁 


 帝国データバンクは昨年12月、全国の企業を対象に価格転嫁に関する実態調査を行った。コスト上昇分を自社の主な商品・サービスの価格に転嫁できている企業割合は約7割。ただ、販売価格への転嫁割合を示す「価格転嫁率」は39.9%にとどまった。51の業種別では旅館・ホテルが21.7%とワースト4位になっている。

 旅館・ホテルでは、コストが100円上昇した場合に21.7円しか販売価格に反映できていないことになる。

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