経済産業省がこのほど公表した今年1月の第3次産業活動指数(2010年=100、季節調整値)は前月比0.8%増の105.9と、2カ月ぶりに上昇した。ただ、基調判断は前月に続き、「足踏みが見られる」とした。業種別では宿泊業が7.0%増の132.0と、3カ月連続で上昇した。
宿泊業のうち、旅館は11.3%減の70.3と、3カ月ぶりに低下。ホテルは15.5%増の167.2と、6カ月連続で上昇した。
旅行業は3.4%減の83.2。このうち国内旅行は4.5%減の94.8。海外旅行は15.6%減の57.0。外人旅行は14.7%増の401.4。
遊園地・テーマパークは8.2%増の130.4。航空旅客運送業は2.3%増の143.2。道路旅客運送業は2.0%減の97.5。
これらを合わせた観光関連産業全体は0.3%増の112.3。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業の経済活動を総合的に捉えた指数。