旅先体験予約サイト「KLOOK」、オンライン体験と国内旅行に参入


 旅先体験予約サイトの「KLOOK」は5月25日、オンライン体験と国内旅行に参入すると発表した。

世界最大級の旅先体験予約サイト「KLOOK(クルック)」を展開するKlook Travel Technology Limited(クルック・トラベル・テクノロジー・リミテッド、本社:香港、共同創業者兼CEO:林照圍(英語名:イーサン・リン)、以下:当社)/ Klook Travel Technology 合同会社(日本法人本社:東京都渋谷区)は、5月25日、旅行業界におけるCOVID-19の影響からの段階的回復への一歩として、オンライン体験商品「KLOOK HOME(クルックホーム)」をアジア太平洋地域及び欧州でリリースし、続いて国内旅行体験商品も各国で順次リリースします。今後は旅行における”ニューノーマル”に対応しながら、旅行事業者支援策も拡充し、業界の回復及び各国の地域経済活性化に貢献します。

【KLOOKの回復に向けた段階的アプローチ 〜まずはローカルから〜】
COVID-19の世界的な感染拡大により各国が海外渡航・入国規制を行っている中、海外旅行の需要回復には相当な時間がかかると予想されています。一方、自宅で楽しめるオンラインコンテンツの需要や、外出規制緩和後における地元地域でのアクティビティ、国内旅行といったローカル・エクスペリエンスの需要は世界中で高まっています。COVID-19からの回復状況は各国まちまちであり、市場ごとに注意深く動向を見極める必要があるため、当社は各市場状況に基づいた段階的なアプローチを取ります。

その第一弾としてリリースするKLOOK HOMEは、DIY (Do-It-Yourself)クラフトキットや、料理教室、バーチャルツアーなどのオンラインコンテンツを提供し、ライブストリーミングで自宅にいながら人とのつながりや新たな体験を可能にします。次の外出規制・自粛体制緩和後の段階では、週末の日帰りアクティビティや国内旅行といったローカルの需要に応える商品を、”ニューノーマル”と言われるCOVID-19と共生するための新しい生活様式に対応しながら投入します。なお、こうしたローカル体験商品は4月に中国及び韓国で試験的に導入され、対前月比でそれぞれ4倍、2倍と好調な販売実績を得ています。

さらに、旅行者がCOVID-19によって生まれる新しい旅行の慣習をより快適に楽しめるよう、充実したサービスとアクティビティのラインナップを提供しています。例えばCOVID-19の感染拡大前からアウトドアアクティビティの予約は世界的に急増していましたが、2020年も混雑回避のためにこの傾向は継続すると予測しています。

このようにオンライン体験商品と国内旅行商品リリースにより、まずは比較的早期の回復が見込まれるアジア太平洋地域から回復を図り、将来的な海外旅行の需要回復に備える計画です。COVID-19の影響によって世界中の旅行者が地域密着型かつユニークな体験を求めるようになっている今、国内旅行者のローカル体験需要に応えて商品開発をすることは、将来的に、海外旅行者により幅広いサービスを提供する道を整備することにもなります。

【日本国内の予定】
日本国内では、本日アジア太平洋地域及び欧州でリリースしたオンライン体験コンテンツ「KLOOK HOME(クルックホーム)」のいくつかの商品を日本のサイトでも紹介することに加え、6月以降、アウトドア、アトラクション、アクティビティ体験など、COVID-19からの回復状況に応じて順次リリース予定です。
キャンプ場やそれに関連したアウトドアアクティビティ、テーマパークや動物園、博物館、また温泉や日本の美しい自然を楽しむ各種アクティビティなど、KLOOKならではの多彩なラインナップを取り揃える計画です。また、COVID-19の感染リスクを避けて安心して楽しめるよう、各事業者と共に細心の注意を払いながら、ユーザーにも情報提供してまいります。

KLOOK HOME紹介ページ(日本語):https://www.klook.com/ja/blog/klook-home/ 

【旅行事業者支援の取り組み】
当社は旅先体験予約プラットフォームとして、常にパートナーである旅行・サービス事業者の成功を約束し、COVID-19の感染拡大によって業界に深刻なダメージを与える最中もパートナー支援の最前線に立っています。パートナー事業者向けに立ち上げたWebサイト「Klook Partners Hub(クルックパートナーズハブ)」はその一例であり、COVID-19に関する旅行業界とKLOOKのプラットフォームからの最新情報を得られるようにしています。また、パートナー事業者が”ニューノーマル”に素早く適応できるよう支援する「Klook Academy(クルックアカデミー)」も立ち上げる予定です。 これは、当社が得意とする集客やオペレーションについて学ぶワークショップやウェビナーを提供するものです。また、業界の専門家を講師として招き、ノウハウや市場の洞察を共有する会の開催も計画しています。

COVID-19は、オフラインのツアー事業者が直面する技術的課題を浮き彫りにし、その結果、オフラインの事業者は以前よりデジタル化に積極的になっています。当社のパートナー事業者は、KLOOKのユーザーベースと専門知識を活用して、まずはローカル需要の取り込みに始まり、ゆくゆくは全国・全世界を舞台に新たな機会を捉えることが可能となります。

【KLOOK(クルック)について】
2014年に創業したKLOOKは、世界最大級のオンライン旅先体験予約サービスです。KLOOKのモバイルアプリまたはWebサイトで、旅行者はいつでもどこでも世界各地の旅先でさまざまな体験を見つけ、予約することができます。商品ラインナップはテーマパークやツアー、現地交通機関、ご当地グルメなど、世界400か所以上、10万点以上に上ります。世界29か所に拠点を置くKLOOKのサービスは、14か国語、41種類の通貨に対応しています。2015年と2017年には、Google PlayとApple App Storeにおいてベストオブイヤー賞を受賞しました。また、当社は世界トップクラスの投資ファンドより5.2億米ドル以上の資金提供を受けており、これは業界最大の調達累計額となっています。

KLOOK(日本語版):https://www.klook.com/ja/
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.klook&hl=ja
iOS: https://itunes.apple.com/JP/app/klook/id961850126

【日本での実績】
当社は2017年11月に日本法人を設立し、訪日外国人観光客向けの旅行体験商品によるインバウンド事業を開始しました。JTB、小田急電鉄、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、JR西日本、JR九州ほか多数のパートナーと提携し、世界180か国に広がるKLOOKユーザーに日本の魅力をアピールしています。2019年4月には日本語版サービスをリリースし、日本市場に本格参入。日本人向け海外旅行商品を強化し、インバウンド・アウトバウンド両方の事業を展開しています。今後は国内旅行体験商品をリリースし、日本人の国内旅行市場に本格参入します。

【Klook Travel Technology Limited 会社概要】
社名:  Klook Travel Technology Limited(クルック・トラベル・テクノロジー・リミテッド)
本社:  香港 (22/F, Kinwick Centre, 32 Hollywood Road, Central, Hong Kong)
代表者:  共同創業者兼CEO, 林照圍(英語名:イーサン・リン)
設立:   2014年9月
資本金:   約580億円(5.2億米ドル)
事業内容: 旅先体験予約サイト(世界各国のアクティビティとサービスに特化した旅行予約プラットフォーム)「KLOOK」の開発および運営
URL:   https://www.klook.com/

【Klook Travel Technology合同会社 会社概要】
社名 :  Klook Travel Technology合同会社
日本本社 :  東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F WeWork
設立:   2017年11月
資本金 :  500万円
事業内容:  旅先体験予約サイト(世界各国のアクティビティとサービスに特化した旅行予約プラットフォーム)「KLOOK」の開発および運営
URL:  https://www.klook.com/ja/

 
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