
リニューアルした露天風呂付き大浴場
新潟県鵜の浜温泉の「グランドホテルみかく」は12月5日、「汐彩の湯みかく」に名称を変更し、リニューアルオープンした。高齢者やハンディキャップを持つ人にも快適なようバリアフリー対応の風呂付き客室を備えたほか、露天風呂やダイニング和風レストランを新設。「今年で開湯50周年を迎えた鵜の浜温泉で地元の海の幸を味わい、心と体を癒してもらえる宿を目指す」(同館)。
客室14室、収容75人の規模で、今回、最上階の3室と2階の1室をリニューアルした。特に2階客室部分は段差のないバリアフリー設計で高齢者らの利用に対応した。
浴場施設では、露天風呂を新設。大浴場もこれまでより広くして、ゆっくりと寛げるようにした。泉質はナトリウム塩化物泉で、黄褐色の湯。アトピー体質や神経痛、腰痛、肩こりなどに効果があるという。
料理は温かいものを温かいうちに食べてもらおうと、宴会場を改装して、かまどを備えたレストラン「海鮮工房海美風」を設置。「海を食らう」をテーマに、海鮮石焼わっぱ汁や生蟹の温泉蒸しなど地元食材を提供する。不定期で魚をさばく「解体ショー」も行っている。

リニューアルした露天風呂付き大浴場