文化庁、第9回翻訳者育成事業(翻訳コンクール)を実施


 文化庁は、第9回翻訳者育成事業(翻訳コンクール)を実施する。

文化庁は、日本の文学作品の優れた翻訳家を発掘・育成することを目的に、第9回翻訳コンクールを次のとおり実施します。
今回からは、時代を超えて読み継がれ、文化を形作ってきた古典文学の魅力を発信できる翻訳者を育成するため、現代文学部門に加えて古典文学部門を新設します。

1.期間

(1)応募期間 令和6年6月1日(土)~令和6年6月30日(日)(日本時間)

(2)入賞者発表 令和7年1月

2.言語及び課題作品

【現代文学部門】

言語:英語/ドイツ語

課題作品:

[小説] 井戸川射子 著「マイホーム」

[評論・エッセイ] 岸本佐知子 著「カブキ」「七月の私」「父 セリフ三選」

【古典文学部門】

言語:英語

課題作品:

小林一茶 俳文3点「乞食の出産祝」「瘦せ桜」「田守の翁」

3.応募資格

応募者の国籍、年齢は問いません。ただし、本事業の主旨が、翻訳家を目指す者の育成であることから、翻訳作品の単行本(共訳を含む)の出版経験を有する者は応募できません。なお、雑誌・アンソロジー等での掲載経験は可とします。

4.応募方法

ホームページ経由での伝送による応募。

詳細は「第9回JLPP翻訳コンクール」ページ

https://www.jlpp.go.jp/competition9/index.html

を参照してください。

※「応募専用ページ」は令和6年6月1日(土)に開設します。

5.賞

現代文学部門の英語及びドイツ語、古典文学部門の英語の最優秀賞及び優秀賞の受賞者には、賞金(最優秀賞100万円、優秀賞25万円)、賞状及び賞牌を授与。受賞者を対象に、ワークショップなどの翻訳者育成プログラムを実施予定。

6.審査委員

【現代文学部門】

英語

ポリー・バートン(日本文学翻訳家)

マイケル・エメリック(日本文学翻訳家、カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授)

スティーヴン・スナイダー(日本文学翻訳家、ミドルベリー大学教授)

ドイツ語

カティア・カッシング(日本文学翻訳家、cass verlagパブリッシャー)

エドゥアルド・クロッペンシュタイン(日本文学翻訳家、チューリヒ大学日本学名誉教授)

朝・ベティーナ・ヴーテノウ(日本文学研究者、翻訳家、通訳者、ハイデルベルグ大学日本学科准教授)

【古典文学部門】

英語

ジャニーン・バイチマン(日本文学研究者、翻訳家、大東文化大学名誉教授)

ピーター・J・マクミラン(翻訳家、詩人)

森山 恵(詩人、翻訳家)

7.お問い合わせ

現代日本文学翻訳・普及事業(JLPP)事務局

mail:jlpp_office@jlpp.go.jp

 
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