政府は10月28日、コロナ禍で実質ゼロとなった訪日外国人旅行消費額を回復させ、年間5兆円超を早期に達成するため、観光庁をはじめ関係省庁の施策を総動員した「インバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージ」を決定した。円安などの経済環境も生かしながら、集中的な取り組みを実施する。
観光立国推進閣僚会議が持ち回り開催され、政策パッケージが決定された。インバウンド消費は、2019年には過去最高の4兆8千億円に達したが、政府はコロナ禍からのV字回復を成し遂げ、25年までのできるだけ早い段階で5兆円超の達成を目指している。
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