待機短縮、新規入国も緩和
政府は8日から、新型コロナウイルス対策の入国規制措置を緩和している。ワクチン接種が完了した帰国・入国者であれば、企業などの受け入れ責任者の管理を条件に、自宅などでの待機期間を現行10日から3日に短縮した。外国人の新規入国は、原則として全ての国・地域から一時停止中だったが、ビジネス客、技能実習生などを一定の入国者数の枠内で認める。外国人の観光目的の入国は引き続き認めないが、年内をめどに行動管理の在り方を検証し、今後の再開について検討する方針を示した。
特定の国・地域に滞在歴のない帰国・入国者であれば、自宅待機の短縮が可能。ワクチン接種証明書の保持と、事前に企業などの受け入れ責任者を通じて所管省庁に入国後の活動計画書の審査を受けることが要件。自宅待機3日目に検査を行った上で、4日目から仕事や公共交通機関の移動など行動管理に基づく活動が認められる。
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