ANAホールディングス(HD)は1日、2050年度までのカーボンニュートラル実現に向けて策定したトランジション戦略を発表した。戦略的アプローチで、グループの持続的成長と環境対策の両立を追求。中長期の環境目標達成を目指す。
戦略的アプローチは、航空業界における環境対策として(1)運行上の改善・航空機などの技術革新(2)SAF(Sustainable Aviation Fuel)の活用など航空燃料の低炭素化(3)排出権取引制度の活用(4)ネガティブエミッション技術の活用―の四つを実施する。
運航上の改善・航空機などの技術革新では、各運航の段階に合わせた燃料節減の推進や、国土交通省と連携した航空交通システム革新、次世代低炭素機材の導入などを行う。
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