復興庁、「『新しい東北』復興・創生顕彰」にホテル観洋など10件を選定


震災の風化を食い止める役割も担っている語り部バス

 復興庁は、東日本大震災後の新しい東北の創造に向けた取り組みを顕彰する「『新しい東北』復興・創生顕彰」を実施しているが、2018年度について10件を選定した。観光関連では南三陸ホテル観洋(宮城県南三陸町)の「語り部バス」の取り組みが高く評価され、受賞した。

 18年度は132件の応募があり、選定委員が10件を選んだ。顕彰式典は2月17日、宮城県仙台市で開催される。

 ホテル観洋は、震災の恐ろしさ伝え、記憶の風化を食い止めるため「語り部バス」を運行しているが、「運行を通じた風化防止と交流人口の増加に伴う地域活性化に貢献している」ことが評価された。

 女将の阿部憲子さんは受賞について「大変光栄です。地域のお役に立てればと思い立ち上げましたが、いまでは従業員も使命感をもって取り組んでいます。震災から8年目になりますが、復興が進んでいるところとそうでないところがあります。『諦めない』をキーワードに今後も取り組んでいきます」と話した。

 一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(岩手県釜石市)は、地域資源にスポットを当てた体験プログラムの提供などが「地域の魅力発信、関係人口の創出、人材の育成に貢献している」として選ばれた。

 その他の受賞者は次の通り。

 岩手県立宮古工業高校(岩手県宮古市)▽NPO法人SET(同陸前高田市)▽一般社団法人ReRoots(宮城県仙台市)▽NPO法人つながりデザインセンター・あすと長町(同)▽NPO法人TEDIC(同石巻市)▽一般社団法人ふくしま逢瀬ワイナリー(福島県郡山市)▽NPO法人Jin(同浪江町)▽NPO法人ビーンズふくしま(同福島市)


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