御殿場プレミアム・アウトレットは29日、ヘリコプタークルージングサービスを始めた。
開発が進む次世代エアモビリティ=“空飛ぶクルマ”(eVTOL)は、垂直離発着、電動、自動等の特徴を備え、都心部・観光地を問わず移動手段に新たな選択肢を加えることが期待されています。三菱地所では、次世代エアモビリティを用いた新たなサービス提供や、丸の内やみなとみらい等の保有資産も含む、離発着場の設置・運営等を通じ、まちづくりの進化を検討していきます。
■今回の取組み
年間約1,000万人の来場者(2018年度実績)を迎える「御殿場プレミアム・アウトレット」に、新たにヘリポートを設置し、遊覧クルージングを提供します。周辺には、国内外の観光客にも人気の富士山や山中湖、箱根芦ノ湖等の魅力ある観光資源に恵まれ、新たな観光ツールを提供します。
尚、空飛ぶクルマ(eVTOL)は国内では2025年頃からの実証運航開始を目標に各所で検討が進められており、当面はヘリコプターを使用したサービス提供を重ねつつ、次世代エアモビリティの離発着場設置・運営に向けたノウハウを蓄積してまいります。
■サービス内容
期間:2022年1月29日(土)サービス開始
(2月13日までは土日祝運航、以降はニーズを踏まえ運航日を決定)
コース詳細:下表の通り
サービス主体:
三菱地所㈱、三菱地所・サイモン㈱、㈱AirX 3社の共同事業として実施。㈱AirXはエアモビリティの普及・拡大を支えるサービス提供を行っており、三菱地所が実施するアクセラレータプログラムで事業パートナーとして選考され、今回の協業に至りました。
プランの詳細/お申し込み方法 https://skyview.airos.jp/caravans/gotemba
(御殿場プレミアム・アウトレット現地受付で、当日申込も可能です。)
※ eVTOL
空飛ぶクルマとは、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」を一つのイメージとした新たなモビリティで、世界各国で機体開発の取組みがなされている。
国内においても、都市部での送迎サービスや離島や山間部での移動手段、災害時の救急搬送などでの活用が期待され、実用化に向け官民連携での検討が進められている。