広島県は、観光新プロジェクト「牡蠣(カキ)ングダム」を発表した。
広島県は,平成29年度の観光客誘致戦略の中核機能として,広島県の「食」をテーマとした新プロジェクトを実施します。本プロジェクトにおいて,牡蠣生産量全国1位である広島県は「牡蠣で旅人をもてなすこと」をモットーに,いわば牡蠣の王国,「牡蠣ングダム」を目指すことを宣言し,お越しいただく観光客の方々に牡蠣を存分に楽しんでいただくため,まずは広島ならではの新しい食べ歩き「広島はしご牡蠣」を展開していきます。
「カンパイ!広島県 牡蠣ングダム」は,牡蠣生産量全国1位の広島県が牡蠣の王国であり,人々の食欲を受け止める豊かな国であることを宣言するためのスローガンです。「カンパイ!広島県 牡蠣ングダム」の目玉施策として,“広島ならでは”の牡蠣を楽しんでもらう「広島はしご牡蠣」を展開します。
「広島はしご牡蠣」をすぐに体験できるエリアは,広島駅から山陽本線で5分の横川駅の目の前に位置する横川商店街と広島駅南口から徒歩数分に位置する大須賀町駅西地区(通称:エキニシ)です。料理は,エリアの参画店がそれぞれの得意ジャンルでオリジナル牡蠣メニューを提供します。また,「広島はしご牡蠣」をより楽しんでいただくために,横川エリア内の一部に机を配置した休憩スペースを設置することに加え,広島電鉄株式会社(本社:広島県広島市,代表取締役社長:椋田昌夫)とも連携し,路面電車を使って横川商店街を訪れると,オリジナルてぬぐいがもらえる「広島はしご牡蠣きっぷ」を販売する等,プロジェクトを盛り上げていきます。
■「カンパイ!広島県 牡蠣ングダム」の概要
広島県は,平成25年度は「おしい!広島県」,平成26年度は「泣ける!広島県」を,平成27年度からは「カンパイ!広島県」をスローガンに設定し,観光プロモーションを行ってきました。広島県は,美しい景色,美味しい食べ物,人情あふれる人々といった人々の心を動かす高いポテンシャルを持っており,こうした多彩な魅力に酔いしれて欲しいという気持ちを「カンパイ!」というメッセージに込めています。「カンパイ!広島県 牡蠣ングダム」は,牡蠣生産量全国1位の広島県は牡蠣の王国であり,人々の食欲を受け止める豊かな国であることを宣言するためのスローガンで,「牡蠣で旅人をもてなすこと」をモットーに,広島県への誘客促進につなげてまいります。
URL: https://hiroshima-welcome.jp
■「広島はしご牡蠣」とは
一口牡蠣や焼き牡蠣など,多様な牡蠣料理をつまみながら「はしご酒」のように街のいろいろな名物店をまわる,牡蠣ングダム・広島ならではの新しい食べ歩きのスタイルです。牡蠣は,酒どころ広島の美味しい日本酒やワインとも相性抜群。低カロリーで美容や肝機能にも良いタウリンも多く含まれているので,女性も酒好きも安心してたくさん食べられます。
■「広島はしご牡蠣」実施エリア
すでに牡蠣の様々な料理を提供し始めているお店が多い「横川商店街」と「大須賀町駅西地区(通称:エキニシ)」の2エリアにおいて先行的に展開を開始します。「横川はディープな牡蠣体験エリア」,「エキニシは広島駅から徒歩数分という立地を生かした横丁的エリア」と,それぞれ違う楽しみ方ができます。なお,今後広島県内の飲食店の幅広い参画を得ながら,広域的に推進していくこととしています。
①横川商店街広島駅から山陽本線で5分,横川駅の目の前に位置する南北約400mある横川商店街。様々な店舗が軒を連ね,SNSでの情報発信や定期的なイベント開催などを積極的に行っています。
②大須賀町駅西地区(通称:エキニシ)
広島駅南口から徒歩数分に位置するエキニシは,再開発が進む南口において,ディープな雰囲気を残す隠れ名店スポット。近年は気軽に入れる立ち飲み店なども増え,仕事帰りのサラリーマンや若い女性客などからも愛される,知る人ぞ知るおしゃれな飲食エリアです。
■「広島はしご牡蠣」コンセプトムービー
先行実施エリアの「横川商店街」と「大須賀町駅西地区(通称:エキニシ)」において撮影した「広島はしご牡蠣」コンセプトムービーを本日から公開を開始します。
映像URL:
https://youtu.be/BSOWyUl0PX0(フルバージョン/120秒)
https://youtu.be/KgcH_ru_HfA (ショートバージョン/30秒)
■料理について
広島はしご牡蠣参画店それぞれが得意ジャンルで“オリジナル牡蠣メニュー”を提供します。お店をはしごしながら“広島ならでは”の牡蠣とお酒を満喫いただけます。なお,オリジナルメニューの提供にあたっては,福岡を拠点に9つの飲食店経営・コンサル等で注目の人物「田中秀一」氏に監修をいただいています。(参画店舗独自でオリジナルメニューを提供している場合もあり,すべてのメニューを監修していただいているわけではありません。)
田中 秀一(たなか しゅういち)氏 プロフィール
株式会社FoomanLAB(フーマンラボ)代表取締役社長
大阪府堺市出身。
2001年 24歳で先輩の誘いを受け福岡で共に,たこ焼屋をはじめる
2002年1200万円貯めて居酒屋1号店出店
2011年 居酒屋20店舗体制,第6回居酒屋甲子園日本一
2012年 第7回居酒屋甲子園二連覇に導き独立/ 株式会社FoomanaLAB設立
2017年 福岡県内に飲食店9店舗,鮮魚業務卸,プロデュース業を営む
オリジナル牡蠣メニュー例
■「広島はしご牡蠣きっぷ」とは
広島電鉄株式会社の広島駅営業センター及び横川営業センターで販売される,路面電車2回券。当きっぷで路面電車を利用し,チラシのてぬぐい交換券を横川商店街の「駱駝(らくだ)カフェ」もしくは「広島ゲストハウス縁(えん)」に持参すると,オリジナルの「広島はしご牡蠣てぬぐい」がもらえます。
<広島はしご牡蠣きっぷ>
<広島はしご牡蠣きっぷ 交換場所ポスター>