広島市や湯来町観光協会、NPO法人湯来観光地域づくり公社などで組織する湯来のまち再生プロジェクト協議会は、4月に湯来地区をキャンパスとする「広島ツーリズム大学」を設立する。
同大は観光まちづくりのリーダー育成、異なった地域や立場の参加者の交流の場を目的に4月1日付で設立する。もちろん学校教育法で定められた大学ではない。
開校期間は7〜12月を予定。入学定員は40人で「出願資格は県およびその周辺地域の住民、観光に携わる行政や民間団体の職員ら」と広島市観光交流部。学長は立教大観光学部教授の安島博幸氏が就任する。
設立に先立ち、1月29日には国民宿舎湯来ロッジで設立記念講演会を開催する。安島氏の基調講演のほか、観光カリスマの刀根浩志氏や広島修道大の教授らによるパネルディスカッションが行われる予定。参加費無料、定員100人。問い合わせは同協議会(TEL082・504・2602)。