岩手国体の反動で人員減~旅館協会東北の10月宿泊実態調査


 日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に毎月実施している今年10月の宿泊実態調査の結果をまとめた=表。東北6県の合計は、前年同月の実績に対して宿泊人員が7・1%減、売り上げが5・8%減となった。主な減少の要因は、昨年開催された岩手国体の反動とみられる。

 10月分の調査に対する回答数は、東北6県に所在する主な旅館100軒。

 岩手県は、昨年の岩手国体の反動減などで宿泊人員が16・7%減、売り上げが15・7%減だった。宿泊人員は福島県が3・0%増だったが、他の5県いずれもマイナス。台風や衆院選も影響したとみられる。売り上げは、青森県、秋田県がほぼ前年並み、福島県は3・0%増で、他の3県はマイナスだった。

 今年1~10月累計の宿泊人員は、岩手県、宮城県以外はプラスで推移している。東北6県合計では1%の増加となっている。


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