
プロジェクト委員会の久保田委員長(中央)
岩手県の花巻温泉郷にある10旅館・ホテルが、JTB協定旅館ホテル連盟の支援を受けてISO14001(環境マネージメント)グループ認証取得に取り組む。環境保護と、イメージアップによる誘客が目的。来年5月の取得を目指す。
参画する旅館ホテルは、花巻温泉の「佳松園」「ホテル紅葉館」「ホテル花巻」「ホテル千秋閣」「青葉館」と志戸平温泉の「ホテル志戸平」「游泉志だて」、大沢温泉「山水閣」、山の神温泉「幸迎館」、新鉛温泉「愛隣館」。
花巻温泉郷地区の旅館・ホテルは、これまでクリーンアップキャンペーンやゴミ持ち帰り運動など環境保全の活動に努めてきた。今回のISOの取り組みにより、自然保護に加えて、食品リサイクル法や廃棄物処理法などを順守し、経営そのものの見直しや環境対策を踏まえた魅力あるサービスの創造を推進する。
21日には、ISO取得を開始するキックオフ会議を花巻市のホテル志戸平で開催。取得プロジェクト委員会委員長の久保田浩基・志戸平温泉社長は、「ISO14001取得を機に、地域との一層の連携により環境保護活動に取り組み、イメージアップにつなげ宿泊客を増やしていきたい」と語った。

プロジェクト委員会の久保田委員長(中央)