山形県南陽市(白岩孝夫市長)と日本体育大学(松浪健四郎理事長)は11月29日、「スポーツ振興における連携協力に関する締結式」を市役所庁議室で行った。
同市はスポーツを通した健康増進と地域振興を図った街づくりを目標に、「健康体力づくり都市宣言」を議決し、市民一人一人のスポーツの推進を目指す中、日体大側から協力の申し出があり、連携締結が実現した。
協定の内容は、市民を対象にしたスポーツ・健康講座・講演会の開催、南陽さわやかワインマラソン大会への支援、指導者の派遣事業、市の保有するスポーツ施設を利用した学生の合宿―など。
白岩市長は「このたびの連携には大きな意義がある。市民が健康で明るい生活ができるよう、全ての面で対応の強化を図っていく」とあいさつ。
松浪理事長は「71番目の締結となった。子どもに夢を、高齢者に健康を与えられればいい。どんな要望にも応えていく用意がある」と述べた。
これまで日体大は、スポーツを通した健康づくりを全国70の地方自治体に提言、連携協力事業を展開している。
握手をする松浪理事(左)と白岩市長