
山形県は14日、今年のゴールデンウイーク(GW)の県内主要地域への観光客入り込み状況の速報値をまとめた。4月25日〜5月6日の12日間を対象に観光地16カ所、イベント4カ所を調査。入り込み客数は前年同期比25.2%増の69万2千人となった。前々年の同期と比べると1.8%増。震災の影響を受けた前年を大幅に上回ったが、前々年と比べると微増にとどまった。
県によると、期間前半は桜の満開の時期と重なり、天候にも恵まれたが、後半は天候がくずれ、屋外のイベントや観光地の入り込みは伸び悩んだという。
主な温泉地では、蔵王温泉が5万300人で前年同期比1.2%減(前々年同期比9.9%減)、上山温泉が3万600人で同21.4%増(同5.5%増)、天童温泉が2万6600人で同22.0%増(同5.1%増)など。
主な観光地では、山寺が6万700人で同12.2%増(同28.8%減)、リナワールド(遊園地)が3万1800人で同7.8%減(同6.5%減)、酒田夢の倶楽が4万6300人で同20.3%増(同6.9%増)など。
