日本公庫調査7~9月期 中小は「持ち直し」
日本政策金融公庫はこのほど、全国中小企業動向調査の7~9月期分を公表した。同期の業況判断DIは小企業が前期(4~6月期)比2.2ポイント減のマイナス35.8。中小企業が同1.7ポイント減の5.5。「厳しい状況にあり、足踏みしている」(小企業)、「一部に弱さがあるものの、持ち直しの動きが見られる」(中小企業)と、業況に関する判断が分かれた。業種別では宿泊・飲食が小企業、中小企業ともに低下した。
小企業(原則従業者20人未満)のDIは、業況が良いと回答した企業割合から悪いと回答した企業割合を引いた値。
非製造業7業種では飲食店・宿泊業が同10.7ポイント減のマイナス51.0。サービス業(同4.5ポイント減のマイナス34.4)、運輸業(同6.3ポイント減のマイナス34.0)も低下した。
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