飲食がプラス水準
日本政策金融公庫はこのほど、全国小企業月次動向調査の昨年12月分を公表した。同月の小企業の売上ＤＩは前月比9.4ポイント増のマイナス10.2と、2カ月ぶりに上昇した。業種別では飲食店が24.3と、2020年1月以来、およそ2年ぶりのプラス水準となった。ただ、来月（今年1月）は再びマイナス水準に落ち込む見通し。
ＤＩは売り上げが前年同月比で増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値（季節調整値）。調査は1月5～13日、同公庫取引先の小企業（従業者20人未満。卸売業、小売業、飲食店は10人未満）1500社に行い、1279社から有効回答を得た。
非製造業6業種の売上ＤＩを見ると、飲食店、サービス業、建設業が前月比上昇。運輸業、小売業、卸売業が同低下した。
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