専門学校日本ホテルスクールは、企業・産業と連携した実践教育「ステイマナー宿泊研修」を実施した。
この宿泊研修は、プロのサービスを受けながら食事や模擬披露宴を体験し、現場のホテルスタッフのもと、ベッドメイキングやテーブルセッティングなどの基礎技術を学びます。ホテルスタッフとゲスト双方の視点でホテルを体験することで、ホテルの現場の理解をより深め、現実的なホテル・ブライダル・レストランの仕事・職業観を育成することを目的としています。また、ステイマナー宿泊研修と学校における授業との連動を図るため、昼間部1年生の前・後期で履修する「宿泊業務論」を研修先である横浜ベイホテル東急の総支配人・陣内一彦様をはじめ、ホテルの宿泊部門、料飲・宴会部門でご活躍のスタッフの皆さまを講師として招聘し、研修の事前・事後教育を展開しています。「宿泊業務論」はホテルの宿泊部門の位置づけを理解し、実際の業務の流れ、宿泊部門の組織、業務の特性を学びます。ホテルの現場で活躍するスタッフの皆さまが講師であるからこそ、ホテルの「今」の業務の変化や、ホテルの「未来」の現場のあり方の理解を深めることができます。
本校の昼間部国際ホテル学科は、平成26年度より開始した職業実践専門課程において、平成26年3月31日付にて、文部科学大臣から認定を受けています。職業実践専門課程は、企業などとの密接な連携により、最新の実務の知識などを身に付けられるよう教育内容を編成し、より実践的な職業教育の質の確保に取り組んでいる課程を文部科学大臣が認定する新しい取り組みです。「ステイマナー宿泊研修」はその代表的な取り組みと言えます。
研修を終えた昼間部1年生の学生は、学校での授業の後、7月上旬よりホテル・ブライダル実習が始まります。ホテル・ブライダル企業へ実習に向かう学生にとって、今後の目標を再確認する時間になったことでしょう。