宿泊施設関連協会、「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」の補正予算案200億円決定を受けて「人材不足対策ソリューション」の実態調査を開始

2023年11月13日

宿泊施設関連協会

　宿泊施設関連協会（JARC）は、「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」の補正予算案200億円の決定を受けて「支援メニュー」の調査を開始した。同協会会員だけでなく、広く情報を収集、整理し、観光庁や全国自治体に提供していく計画だ。

　特に「人材活用の高度化に向けた設備投資支援」で提供できる次のような「人材不足対策ソリューション」の情報提供を呼びかけている。

　スマートチェックイン・アウト、清掃ロボット（床吸引・拭き取り、窓清清掃等）、調理機械（大型オーブン、解凍機、野菜洗い・カット等）、急速冷凍庫、大型食器洗浄機、生ごみ処理機（コンポスト等）、配膳ロボット（レストラン、ルーム配達等）、大型洗濯機・乾燥機、警備ロボット、翻訳機、AIチャットボット、混雑状況の可視化（レストラン、大浴場等）、客室タブレット、管内インフォメーションモニター、キャッシュレス端末、ＰＭＳおよび管理システム、ボイラー・空調設備管理のIT化、自動散水機、客室清掃管理システム、多言語化対応、客室ドアIT化、Wi-Fi環境整備、在庫管理の自動化、自動走行車いす、リネンワゴン・カートの自動化、ワンストップアプリ、ホームページの多言語化、レストランタブレットオーダー、生体認証、QRシステム、館内案内ロボット、敷地内移動自動運転、水光熱エネルギー使用量の可視化など。

■貴社商品情報ご提供のお願い

令和６年度観光庁補正予算にて「観光地・観光産業における人材不足対策事業」が組み込まれています。その内容には「人材活用の高度化に向けた設備投資等支援」として、人手をかけるべき業務に人材を集中投下し、サービス水準向上・賃上げを実現するため、スマートチェックイン・アウト、配膳・清掃等ロボット、チャットボット、予約等管理システム（PMS）等の設備投資等に補助金をつけますとの内容があります。

おそらく来年度、各地方自治体でもこのような内容の補助金が追従しだすことも予想されます。

▷「令和6年度観光庁関係予算概算要求概要」（出典：観光庁）5ページを抜粋

つきましては、すでに業界団体より人材不足対策ソリューションに関するお問合せが増えている当協会といたしましては、観光・宿泊業界に向けて各企業の商品情報をまとめた「支援メニュー」を作成し、各方面からのお問合せに対して、提供いただきました商品を積極的に紹介していきたいと考えております。各企業様におかれましては、ぜひ貴社の商品情報を提供いただきたく存じます。下記フォームよりご記入いただけますようお願いいたします。