宿泊人員が5割回復 旅館協会北海道の8月実績


 日本旅館協会北海道支部連合会は10日、宿泊実績調査の8月の結果を発表した=表。道内の107軒が回答。前年同月比で宿泊人員は46.8%減、売り上げは36.4%減となった。道や国によるキャンペーンで減少幅が前月から縮小した。

 宿泊人員の月別の前年同月比は、5月が92.9%減、6月が83.1%減、7月が61.9%減で推移していた。

 8月の宿泊人員の内訳は、訪日客は入国制限などが続き前年同月比99.4%減だが、国内客は同37.4%減と持ち直した。7月からスタートした道民対象の道内旅行の割引事業「どうみん割」やGo Toトラベル事業がプラス要因となり、お盆の期間を中心に増加した。

 回答旅館からは、8月の動向について「どうみん割、GoToトラベルキャンペーンによる予約が目立ってきた」「お盆の期間のみ道内客が多かった」「各キャンペーン施策で道内宿泊客の掘り起こしに一定の効果が得られた」などの指摘があった。新型コロナウイルスの影響では、「やはり感染対策が最優先事項と感じられる」「スポーツ合宿ができたが、他のイベントは全てキャンセル」などの声が上がった。

 
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