全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの昨年12月の全国平均客室利用率は81.2%で、前年同月比10.9ポイント増となった。前月に続き2カ月連続で80%を超えた。
12月について「全国旅行支援とインバウンド解禁との相乗効果で、高稼働のホテルが多く報告された。特に関東、近畿の両地区では東アジア、台湾、韓国からのインバウンドの影響が大きく貢献した結果となったようだ」とANHA。「大阪市内のホテルでは外国人比率が50%を超えたホテルや、12月の最高稼働を記録したホテルもあったようだ」と述べ、インバウンドを主要因とする都市部会員の大幅な稼働回復について言及している。
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