古事記完成1300年を記念した「なら大和路探訪 吉野・飛鳥・山の辺の道キャンペーン」の古事記ガイド列車の出発式が6日、JR奈良駅で行われた。出発式には、奈良県の荒井正吾知事や奈良県のキャラクター、せんとくんも出席し、テープカットなどが行われた。
古事記ガイド列車の運転は、奈良県、近鉄、JR西日本、奈良交通が今月1日から12月31日まで、共同で実施しているなら大和路探訪 吉野・飛鳥・山の辺の道キャンペーンの一環。運転区間はJR桜井線(万葉まほろば線)の奈良駅〜桜井駅間。
車内では、古代衣装をまとった劇団員が乗車。乗客との記念撮影にこたえたほか、沿線の古事記に関連する観光スポットのガイドも行った。また、奈良駅のコンコースと桜井駅の自由通路では寸劇なども行われた。
古事記ガイド列車は、12月9日までの土曜、休日の計22日間に1日2往復運転される。
古代衣装を身に付けた劇団員が乗車した