大韓航空と韓国観光公社(KTO)は8月25~27日、若い世代の海外体験や日韓交流を進めるため、佐賀県の小中学生を韓国に招待し、大韓航空のソウル本社施設と公州市の武寧王陵などを見学するツアーを実施した=写真。
ツアーには、唐津市加唐島の加唐小中学校の生徒10人と教師、保護者が参加。加唐島は、韓国の百済第25代王の武寧王が生まれた場所と言われる。武寧王の御陵がある公州市とは、以前から交流があり企画が実現した。
参加者は、ソウルの大韓航空本社施設では航路を管理するオペレーション・コントロール・センターや格納庫、コックピットシミュレーターなどで、格納庫での整備の様子や客室乗務員の訓練の様子などを間近で見学した。
公州市では、御陵見学や公州文化祭に参加するなど交流を深めた。
大韓航空では、これまでも新潟と青森の子どもを同様のツアーに招待しており、今後も継続する予定。