2025年日本国際博覧会協会は3月22日、大阪・関西万博の公式キャラクターデザインの最優秀作品を決定した=写真。2020年8月に決まった公式ロゴマークに続くもう一つの万博のシンボルとして、イベントのさらなる周知と機運の醸成に活用する。
選ばれたのはデザイナー、絵本作家の山下浩平氏を代表とするグループ「マウンテンマウンテン」の作品。万博の公式ロゴマークと「水の都」の水を合体させた。赤い部分が分裂、青い部分が自在に姿を変えるなど、さまざまな姿に変化するという。
昨年11月1日から12月1日まで募集したところ、1898作品が応募。最終候補3作品の中から4万件を超える一般からの意見をもとに、選考委員会(座長=グラフィックデザイナー原研哉氏)が決定した。
今後、キャラクターの名称を一般から募集する予定。