全国の大学生が地域の活性化プランを競う「大学生観光まちづくりコンテスト2014」の募集が4月23日から始まった。大学の教授を委員とする運営協議会(事務局=JTBコーポレートセールス、三菱総合研究所)が主催。学生のアイデアで地域活性化を図るのが狙いで、優秀な企画にはJTBグループが商品化やプロジェクト化を具体的に検討する。
今年で4回目。テーマに基づく3地域のプランを作成する。
北日本ステージは、世界自然遺産白神山地や十和田湖・奥入瀬渓流、三陸復興国立公園などを擁する「青森県全域」が対象地域。芸術・文化や食、体験を軸としたプランを募集する。
東日本ステージの対象地域は、雄大な富士山と全国屈指の温泉地である石和温泉を擁する「山梨県富士河口湖町および笛吹市」。両地域が活性化するプランを求める。
西日本ステージは、大坂の陣400年を迎える大阪城を擁する「大阪府全域」が対象地域。訪日外国人向けプランなどをテーマとする。
各ステージの対象地域となっている青森県、富士河口湖町、笛吹市、大阪観光局が協力。募集は6月5日まで。