大分市は14日、大分都市広域圏(7市1町)の観光や食を紹介する「行こうえ(行こうよ)!おおいたフェア」ランチイベントを東京都中央区にある大分県のアンテナショップ「坐来大分」で開催した=写真。首都圏の観光関係者に大分の魅力をPRした。
イベントでは冒頭、大分市の桑田龍太郎副市長が「先日発生した九州北部の豪雨では多くの人が被災した。このような時だからこそ、大分の魅力を全国に広め、前を向いて進んでいることを伝えたい」と強調。
その上で、「今回は大分市が7市1町の旗振り役となり、首都圏でのイベントを初めて企画した。大分には独自の魅力や観光資源がたくさんある。ぜひ、一つの場所にとどまらず広域で観光してほしい」とあいさつした。
大分市では、「関あじ」など地元の食材や広域圏の観光資源、温泉や自然をテーマにした周遊ルートなどを全国に発信している。
観光説明会では大分市の「高崎山」、別府市の「地獄めぐり」、臼杵市が「国宝臼杵石仏」、津久見市の「つくみイルカ島」、竹田市の「長湯温泉」、豊後大野市の「原尻の滝」、由布市の「金鱗湖」、日出町の「日出城下町」などを紹介した。
試食会では特産品の「とり天」「関あじ」「にら豚」「ごんぼ茶」などを振る舞った。
また、16、17日には大分都市広域圏をPRするイベント「おおいた観光物産展in有楽町」を東京の有楽町駅前で開催し、地元の食材や伝統芸能などを紹介した。