楽天グループと楽天LIFULL STAYは9日、若者の夏の旅行に関する調査結果を発表した。夏の旅行目的の上位には、「いつもと違う環境でのリフレッシュ」などが入った。
調査は、同グループの若年層向け(15~25歳)のメンバーシッププログラム「楽天学割」のメンバーを対象にインターネットを利用して実施。調査期間は7月1日から8月1日までで、661人が回答した。
夏の旅行の目的を尋ねたところ、一番多かったのは「いつもと違う環境でのリフレッシュ」で18.8%。「一緒に行く人との時間を楽しむ」(18.2%)、「夏らしい体験を楽しむ」(17.9%)が続いた。
夏の旅行でどこに行きたいかを聞いたところ、北海道(17.4%)が最も多く、東京都(8.8%)、沖縄県(7.9%)、大阪府(7.0%)、京都府(6.2%)が続いた。「リゾート地と大都市に人気が集まった」と同グループ。夏の旅行でしたいことは、観光(71.7%)、グルメ(50.2%)、花火(47.5%)がトップ3を占めた。
夏の旅行での1人1泊当たりの宿泊費用については、「8千円~1万円未満」(23.0%)、「4千円~6千円未満」(20.1%)、「1万円~1万5千円未満」(17.1%)が上位を占めた。1人当たりのレジャー・アクティビティ費用は、宿泊費用と同様に「8千円~1万円未満」(23.1%)、「4千円~6千円未満」(19.7%)、「1万円~1万5千円未満」(18.9%)がトップ3となった。
旅行の情報の収集場所については、「Instagram」(62.8%)、「Google・Yahooなどの検索サイト」(54.8%)が半数を超えた。次いで「旅行情報まとめサイト」(45.5%)、「旅行予約サイト」(34.6%)が多かった。同グループは、「幅広いツールを通して情報を収集していることが伺える」と話す。